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【掛け合い】クロノリピート

2015-10-04

登場人物(配役 敬称略)
・水原 かなこ 女 20代前半 OL
・鈴田 女 20代後半 OL 水原かなこの先輩

・キズナ 男 年齢不詳

シーン1 冬 公園 夜
かなこが一人、公園のブランコで鈴田を待っている。
かなこ「これが先輩に気持ちを伝えられる最後のチャンス…、
ガンバレ、私、ガンバレ」
SE 雪を踏む足音 鈴田がかなこに近付く。
鈴田「水原、ごめんね、お待たせ」
かなこ「い、いえ、そんな!ぜ、全然待ってません!!」
鈴田「って、肩に雪積もってるじゃない。寒かったでしょう」
かなこ「そんな!!」
鈴田「どうしたの、話がしたいなんてかしこまって。
どこかお店に入ろうか」
かなこ「いえ、その、すぐ、すぐなので、その、だ、大丈夫です!」
鈴田「でも…」
かなこ「ご、五十秒ください、すぐですから!」
鈴田「…そう?」
かなこ「あの、鈴田先輩」
鈴田「ん?」
かなこ「東京の本社への栄転、おめでとうございます…」
鈴田「ああ……、水原もやっと一人前になったし、
これで安心して東京に行けるわ」
かなこ「先輩」
鈴田「あんたは、私の愛弟子なんだから、しっかりやんなさいよ」
かなこ「先輩…」
鈴田「ほら、泣かないの」
かなこ「だって…」
鈴田「五年くらいしたら、また帰ってくるから、ね?
だから、あんたはこっちで頑張んな」
かなこ「はい」
鈴田「ああ、寒い…。ほら、こんなとこにいたら凍えちゃう。
店にでも入ろう?」
かなこ「あ、あの!」
鈴田「なに?どうしたの?」
かなこ「わ、私、…私、先輩のこと!!」

シーン2 時空の間
SE かなこの台詞の後半からキズナ登場までに時空が歪んだ音。
と同時に、チクタクという秒針の音が流れる。

キズナ「はーい、たんま」
かなこ「…え?」
キズナ「この先の言葉は、言わせないよ?」
かなこ「先輩?先輩!?どうしたんですか?」
キズナ「聞こえてないよ」
可南子「あなた、何者?先輩に一体何をしたの?!」
キズナ「いやだな。かなこさんの大事な大事な先輩には、
なんにもしてないよ?」
かなこ「…どういうこと?」
キズナ「時間を止めてる」
かなこ「……ばかばかしい」
キズナ「そう思うなら、雪を見てごらん?」
かなこ「……降ってた雪が、止まってる…?」
キズナ「そ。最悪の事態が起きる前に、
時間を止めさせて頂きました」
かなこ「なに、これ…。私、夢でも見てるの?」
キズナ「夢かな?」

キズナ、かなこの頬を力一杯つねる。

かなこ「痛い痛い痛い痛い!!!ちょっとは力加減してよ!」
キズナ「あはは。でもこれで信じてくれたでしょう?」
かなこ「一体、どうして…」
キズナ「かなこさんを最悪の未来から救うためだよ」
かなこ「……」
キズナ「わー、こんな状況に陥っても信じてくれないんだー」
かなこ「どういうことなの?」
キズナ「かなこさんさぁ、
さっき、鈴田先輩に告白しようとしてたでしょう?」
かなこ「なんで、それを!?」
キズナ「その結果が最悪な事態を未来で招いている」
かなこ「大袈裟だよ。
ど、どうせ私のことなんて相手にされないに決まってる」
キズナ「そうだね」
かなこ「ぐっ……」
キズナ「相手にされない結果が、
世界に最悪の事態を引き起こしてるんだ」
かなこ「ま、待って、世界規模の話なの!?」
キズナ「そうだよ。かなこさんが今頑張って作ろうとしてる
野菜は、この時代のこの地域で偶発的に出来たんだ。
それがこの先の未来、蔓延するはずだった病気を
未然に防ぎ、日本やアジアだけでなく全世界を救ってる」
かなこ「えええええ!!!」

文字制限に阻まれたため、完全版はpixivにて。
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5882906

サムネイル 写真素材 足成 様

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